診療案内
診療案内
一般歯科とは、審美歯科や矯正歯科といった特殊な治療を除き、むし歯治療や根管治療、歯周病治療など、口腔内のトラブル全般に対応する治療のことを指します。当院では、患者様の歯の健康状態や治療方針について丁寧にカウンセリングを行い、しっかりとご理解いただいた上で治療を進めることを大切にしています。また、できる限り痛みを軽減した治療を目指しています。
歯周病は、歯と歯茎のすき間(歯周ポケット)から細菌が侵入し、歯肉に炎症を引き起こしたり、歯を支える骨(歯槽骨)が溶けたりする病気です。むし歯と異なり痛みがなく、気づかないうちに進行するのが特徴です。歯周ポケットが深くなると、歯肉が腫れたり、歯がグラグラしたりして、ものが噛めなくなり、最終的には歯が自然に抜け落ちるほど重症化することもあります。
乳歯が生えてから、すべての歯が永久歯に生え変わるまでの時期(約12歳まで)は、口腔内や顎の骨格が目まぐるしく変化します。この時期は、健康な永久歯と顔の骨格を作る重要な時期でもあり、乳歯は、永久歯の形や質、歯並び、発音、顎の発達、さらには体の発育など、後の成長に大きな影響を与えます。そのため、この時期に適切な口腔管理(むし歯予防)を行うことが、将来のリスクコントロールに繋がります。当院では、むし歯予防を目的とした検診だけでなく、乳歯の重要性に着目し、大切な乳歯を守るための適切なケアを提供しています。
小児矯正は、こどもの乳歯が生えている時期から始める矯正治療で、特に3歳から12歳の間に行うことが一般的です。大人になってからでも矯正は可能ですが、こどものうちに治療を始めることで、成長中の顎を調整しながら矯正できるという大きな利点があります。
長い人生を通してお口の健康を守るためには、病気を未然に防ぐ「予防」と「メインテナンス」が欠かせません。当院では徹底的に見える化にこだわっています。患者様のお口の中の情報を専用のソフトを使用してビジュアル化。またそれを資料として配布いたします。まずはご自身の状態を正確に把握し理解する。そしてそれをどのようにケアすればいいかを習得してもらうことに力をいれています。
口腔外科は、口腔内、顎、顔面およびそれらに隣接する組織に発生する疾患を対象とする診療科です。院長は口腔外科認定医を取得しており、さらには口腔領域から全身疾患に至るまで幅広い病気に精通しています。もし、親知らずが気になる、顎が開かない、口の中に痛みがある、膿がたまっているなどの症状が見られましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
インプラントは、チタン製の人工歯根を顎(あご)の骨に埋め込み、その上に人工歯を装着することで、天然歯のような噛み心地と自然な見た目を再現する治療法です。当院の院長は口腔外科で数多くの症例を経験しており、CT-3Dを活用した精密な検査と治療計画、そして丁寧なカウンセリングを通じて、患者様にとって最適な治療方法をご提案いたします。
歯科医療の基本的な目標は、口腔疾患の予防と治療を通じて、口腔機能を健やかに維持することです。その中でも審美歯科は、見た目の美しさを追求する「歯を白くしたい」「歯並びを整えたい」という審美的な要望と、噛み合わせや咀嚼力の向上を目指す機能面での改善を融合させた分野です。当院の審美歯科は歯が持つ機能と美しさを追求し、患者様ひとり1人の歯に合わせた歯科治療を目指しています。
歯を失った際の治療法には、差し歯やブリッジ、インプラントなどのほかに「入れ歯治療」があります。入れ歯には、総入れ歯や部分入れ歯などさまざまな種類があり、材質や構造も多様です。当院では、豊富な経験をもとに、患者様一人ひとりに最適な入れ歯をお作りいたします。
有病者歯科とは、高血圧症、糖尿病、心疾患、脳梗塞などの全身疾患をお持ちの方を対象に行う歯科治療のことです。当院の院長は、口腔外科医として約10年間総合病院で勤務した経験から、内科学的な知識だけでなく、広範な医学的知識を持っており、安心して安全に治療を受けていただける体制を整えています。
「親知らず」の有無や生え方には個人差があります。さらに、まっすぐ生えるとは限らず、横や斜めに生えたり、埋まったままの場合もあります。他の歯と同じように正常に生え、しっかり噛み合っている場合は特に問題はありませんが、悪影響を及ぼすような生え方をしている場合は、抜歯を検討する必要があります。当院では、3D-CTを完備しており、解剖学的な神経や血管の走行や位置関係を術前に正確に評価することが可能です。